遅ればせながらのレポートです。

遅ればせながら、
先月末に、お芝居「チェーホフ!?」をみました。

mixiやtwitterでもつぶやいたのですが、
とっても素晴らしいお芝居でした。
美しくて、
妖しげで、
ポエティックで、
残酷で、
慈悲深くもあって、
でもやっぱり残酷で。

あ、でも「残酷」に関しては「冷淡」とか、「淡々と」と言った方が相応しいのかも。

全体を通して、
「人間とは?」

「生きるとは?」
という命題のもと、
幾つかの詩のソネットが連ねられて行くような印象を受けました。

なんだか、情、とか、愛、とか、
余計なものを省いて
(わたくし個人としては、それらは人間に必要なものだと思うのだけれど、)
あっけらかんと、とらえられていて、
あっけらかんと、述べられていて、
でも、
最終的には
「あ、愛だったのだねえ」
と、無条件に思える。
そんなお芝居でした。

そもそも、愛は無条件なのです。きっと。

ちょいとこの文章だけでは伝わらないですね。

「イメージ言語」的なお芝居でもあったなあ、
と思います。
各場面、「これこれ、こんな感じ」と
言葉で直接言い表すことは出来ないのだけれど、

頭の中に直接届いて、そこで理解できて、
「そうそう、そうよね」
と分かってしまう、
そんな表現だったような印象です。

出演されている役者さん達の、
隅々まで意識の行き届いた動き、表情。
おそらく、しわの一本一本、紅をひいた唇の光り方、
そこまで計算づくで、表現していたのだろうなあ。

体をもってして、言葉をはっすることでもって他者へなにかを伝える、
ということへの意識の高さに、
お芝居の間、ほぼずっと鳥肌が立っていました。

舞台の前にはオーケストラピッドがあり、
お芝居と音楽の演奏がいっしょに繰り広げられて行くのですが、
それもまた素敵でした。
その音楽があってこその舞台の美しさでした。

幾人か、直接お話しさせていただいたことのある方や、
共演させていただいた方がその中で演奏なさっていたのですが、
なんだか、
知っていた顔とは違うお顔をしていて、違う後ろ姿でもあって、
かっこいいなあ、
と、つい、ため息が出てしまいました。  はあ。。

さて、
世はヴァレンタイン・デイですねえ。

バイト先へは、あんずのスコーンでも、と考えています。

2011年02月14日月曜日

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